憧れのウクラス島2泊3日:率先垂範ビーチクリーン作戦

初日の夕方、West Sandsのオーナー夫妻が「マーレから友達が来るから迎えに行く」と言うので、私も港へ一緒に行きました。まもなく現れたスピードボートは、地元の人で満席です!ツーリストもちらほら。

今やモルディブ人は、鈍行フェリー(片道3.5h)より時短のスピードボート(1.5h)を選ぶのですね!どおりで私が乗ってきたフェリーはガラガラだったはずです!スピードボートの料金はフェリーの10倍ですが、この日は超満員で2艇きました。

オーナーのお友達夫妻が降りてきました。話を聞くと、このご夫妻もWest Sandsの経営仲間でした^^

翌朝、朝食前にオーナー達のビーチ清掃に参加しました。皆さん熱心に掃除をされていて、ビーチをとても大切にされているご様子。私も時間を忘れてゴミ拾い…やりだすと楽しくて止まらない!いつも「地球が喜んでくれる!」という達成感があります。

一見ゴミがないように見えるビーチですが、拾ってみると結構あります。

朝食後、オーナー達のご友人で、島のカウンシルに勤務されるモハメド氏が、ゴミ処理場(写真↓)を案内してくださいました。

世銀から寄付された缶を処理する機械(写真↓)モハメド氏が「サイズが小さくて処理に時間がかかりすぎるので今は使っていない、そこまで人を雇えないから」と言っていました。ゴミの排出量や組成など、島の現状に合った支援が必要ですね。

コンポスト(写真↓)を作って近くのリゾートへ販売しているそうです。これは成功している事例です^^

一方で、各家庭が毎月ゴミ処理費用を出し合って、トラックの燃料や人件費に充てています。これが自主的にできている島は珍しく、島民の方々の意識が高いことに驚きました。(写真↓ウクラス島の清掃キャンペーンポスター)

環境政策がうまく回っていない部分もありますが、モハメド氏の言葉の端々に努力されている姿がうかがえます。

ローカル島(モルディブ人が住む島)のツーリズムが解禁になり、ゲストハウスの増加とともにゴミや排水が増える反面、「もっとゲストに来てもらえるように島をキレイにしよう!」という運気が高まっているのは喜ばしいことです^^(つづく)