ダール環礁(Dhaalu)からマーレへ:船おやつと美景を味わう
午後4時、再びクルーが2階フロアに来て、皆に「ヒンガ・サーボーン!(お茶しましょう)」と呼びかけます。1階には、お茶とクラッカーが用意されていました。これも食べ放題。
海を眺めながらクラッカーを食べながら、ふと横を見ると…1階の窓辺でオジサンがクルンバ(若いココナツ)を切って周りの人に配っています(写真↓)。「船とクルンバ」とはモルディブらしい!と写真を撮らせてもらっていると、私にも一つくださいました!クルンバジュースがナミナミと入っています。飲み終わった後は半分に切ってもらい、中の果肉もいただきました。
この直後、オジサンと隣の女性が、海(写真↑)を指さして「アイランド」と口々に言いました。彼等には島が見えているようですが、私に見えるのは海だけ。目が良いです、モルディブ人!こんな出会いもあり、昼フェリーの長旅も全く退屈しません。
再び2階へ戻り、デッキから海を眺めます。例の親子が、度々1階のデッキに現れます。可愛い赤ちゃんや海を順番に見ていると…突如ドルフィンの大群が現れました!!しかも次々とジャンプしています!!普段はイルカを見ても動じないモルディブ人も興奮気味!船内にいた10代の男の子たちもデッキに出てきました。
私は、生まれて初めて見たドルフィンジャンプにハートを射抜かれました…しかも、フルデリ島に行く途中の、私の視力では見えなかったイルカも含めると、3日連続でイルカに会えたことになります!
ずっとデッキに座っていると、キャプテンがナッツ(写真↓)をくれました。他の人にもナッツを配っています。モルディブ人は、昔からココナツやナッツを船で食べてたんだろうね~と噛みしめました。
サンセットが始まりました。まん丸の太陽が水平線へ沈んでいきます…その後、空と海がどんどん染まっていきます。
同じころの東の空 ↓ こちらも幻想的…
サンセットを見終わって船内に戻ろうとすると、船長室の大画面テレビで数名が映画を見ていました。外も船内も少し寒いので、私も座らせてもらいました。キャプテンも映画をチラ見しながら運転してます。自由だな~
映画が終わった頃、マーレに到着。船上で会った人、食べたもの、起きた出来事の全てに感謝が沸きました。10時間も乗っていたのに「まだ降りたくない」気分。この船に乗っている間に、私の中のギアが切り替わった気がします。
やっぱり、このフェリーに乗ることは、最初から計算されていたんだと思います。
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