ダール環礁(Dhaalu)からマーレへ:バンカルエクスプレスの必須アイテム

様々な方から優しさをいただいた、クダフワドゥ島の滞在でした。港まで見送りに来てくださったハムディ一家に手を振り、バンカルエクスプレスに乗ります。

船は3層になっていて、一番下の階が荷物置き場。真ん中の階は、窓も仕切りもないフロア。天井が低く、小さいマットが重ねてあります。トイレもあります。

細い階段を上り、2階のACルームへ。室内は薄暗く、2段ベッドが並んでいます。マットがついているので、前回の夜行フェリーのように痛い思いをしなくてすみます!

小さいベッドとベッドの間に仕切りがあり、隣人の侵入も防げます。前回、枕代わりに役立った腹巻を持ってきましたが、マットと同じ素材の枕が付いていました。

隣のおばちゃんが、珍しそうに私の挙動をずっと見ています。目が合うと、ニコニコ優しい笑顔。おばちゃんも薄いブランケット持参です。私は元々ACが苦手なので、1階の窓なしフロアがちょうどいいかもしれません。それでも、きっと海風で涼しいくらいです。

朝4時起きだったため、ひとまず就寝。ACで寒くなり、ブランケットだけでは足りず、腹巻を装着してぐっすり眠れました。単純な形の腹巻ですが優れものです!

このフロアにも水洗トイレがあります。しかも男女別!中も、ビリンギリ・フェリーターミナルや、マーレにある飲食店のトイレよりずっと上等です!

午前9時半の出発予定が、結局10時に出発。マーレのフェリーは定刻に出ることが多いですが、地方のフェリーやスピードボートは度々遅れるみたいです。

<バンカルエクスプレスの必須アイテム>
ブランケット(防寒)
腹巻(防寒)
ラッシュガード(防寒と日焼け防止)
トイレットペーパー


乗客数は、ベッド数の半分くらい。ホリデーには満室になるのでしょう。このフェリーでも、水ボトルが配布されました。ハイテクなルート掲示板、なんとプレイヤールームもあります。

10代と思われる若者たちは、各自ラップトップで映画を見続けています。室内にはプラグもあるので、PCやスマホの充電もできます。

快適すぎて、このフェリーに乗ることが最初から旅の計画に組み込まれていたかのようです。