ダール環礁(Dhaalu)初上陸:こんなスピードボートは初めて
友人(日本人)に誘われ、ダール環礁フルデリ島へ行きました。「スピードボートで2時間」と聞き、これまで遠くても片道1時間しか乗ったことのない私にとって、新たな挑戦です。
マーレの南側、ココナツバジュースの屋台が並ぶ一帯に、多くのスピードボートが所狭しと停泊しています。この中から目的地のスピードボートを探すのは大変!
ボートが雑然と並ぶ広~い港の端から端まで歩きましたが、教えてもらった名前のボートがありません。ゲストハウスのオーナーに電話し、キャプテンに連絡してらうと「ボートが別の島に寄っていて15分遅れる」とのことでした。ホッ
白人バックパッカーが数名います。彼等はローカルの電話がないのにタフだな~ボートを間違えたらどうするんだんろう~「違う島に泊まればいいや」って思うのかな~(実際、行くはずだった島を間違える方々はいます)
フルデリ行きのボートは午後1時半に出発。30人乗りのスピードボートは満席、私たち以外は現地の人達です。イシャンが「早くチケットを取らないと席がなくなる」と忠告していた通りでした。
出港して間もなく、乗客に水のボトルが配られました。リゾートみたい!と驚いていると、間髪入れず紙パックのジュースも渡されました笑 ローカル島行きのスピードボートでは当たり前のサービス?!
年配の男性が小型スピーカーを取り出し、モルディブの民謡を大音量で流し始めました笑 すると、私達の前に座っているお兄さんが、音楽に合わせ椅子や膝を叩いてリズムを取ります。踊りたくてウズウズしています笑
しばらくすると、彼等はボートの中を歩き回り、立ってお喋りしています。全員着席のリゾートボートでは絶対に見られない光景!無邪気にモバイルゲームで対戦するオジサマ達も^^ 酔わないのかな。窓側に座っている男性が、海を指さして「ドルフィン」と教えてくれましたが、私の視力では見えませんでした。
この方達はグループのようで、箱買いしたジュースやお菓子を取り出して飲み食いし、もれなく私達にも分けてくれました(写真↓)。波一つない海には、鏡のように雲が映っています。遠くに見える島々…美しい風景と、目がキラキラのオジサマ御一行のおかげで、全く飽きず楽しい旅路です。
午後3時半頃、島に着きました。やっとこさ~と思い、オジサマ達に続いて降りようとすると、ボートクルーに「どこに行くの?」と聞かれました。
ここは「ニランドゥ」という、私たちが向かっているフルデリ島の手前にある島でした。クルーが声を掛けてくれなかったら、ここで自信満々に降りてましたー!どおりでツーリストも島を間違えるわけです!
御一行がいなくなったボートは、さらにスピードを上げ、平らな海を滑走していきます。
30分後、フルデリ島へ到着。フェリーターミナルの海底で、大きなスティングレイ(エイ)が出迎えてくれました。
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