ラー環礁(Raa)初上陸:ミードゥ島の姿

島に着いてすぐ、今回お招きいただいた島の村長さんが出迎えてくださいました。まずは宿に荷物を置きます。この宿はゲストハウスとして営業しているわけではなく、島外から来たゲストに部屋を貸しているようです(写真↑)。

ツーリストが多い島々の、リゾートを模したゲストハウスとは全く異なる趣、「生活臭のない家」という感じです(写真左)。部屋もスッキリして清潔です。

予想通りトイレットペーパーはありませんでしたが、バスルームにヘアドライヤーがありました。温水シャワーも出ます。クローゼットの中に、ハンガーと傘があります。ウェルカムドリンクは村長さんの奥さん手作り、オレンジの美味しいフレッシュジュースでノドを潤しました♪(写真右)

<ゲストルーム必須アイテム>
持ってきて良かったもの
フェイスタオル&普通のタオル(頼めば貸してくれる?)
トイレットペーパー
歯磨きセット(島の商店で買える)
石鹸&体を洗うタオル(石鹸は島の商店で買える)
クエン酸パウダー(海水できしむ髪が柔らかくなる)


ミードゥ島は人口約2,400人と少し多めです。周囲にリゾートが10島あり、ミードゥ島から通ってリゾートで働く島民も多いとのこと。首都から遠く離れた島に住んでいても、近くで雇用のチャンスがあるというのは、都市の一極集中が免れ、素晴らしいことだと思います。

島を1周しました。どこまで行っても続くロングビーチ!今はツーリストがほとんど来ないため、ゴミが相当ありますが、これが綺麗になったらアンビリーバボーな光景になることでしょう!ドロップオフがすぐそこに見えます^^

道路は広く、人も車もバイクも稀に見かけるだけで、と~っても静かです。神秘的なニカ(バンヤンツリー、写真左)や、空に向かって元気に生い茂るバンブケヨ(ブレッドフルーツ、写真右)の大木があちこちに生えています。

島の真ん中に、モルディブ最古のモスク「Meedhoo Mosque」があります。約400年前にコーラルで作られた小さなモスクで、ユネスコの世界遺産に登録されています。島の方々が大事にされている様子が伺えます。

散策しながら、とても愛らしいモスクを発見!ミードゥ島には腕の立つ大工さんが多いらしく、このモスクも彼等の作品の一つだそうです☆

造船所も見ました。昔は図面がなく、設計を頭と腕にインプットして船を作ってたんですって!

その他、島には学校、クリニック、商店等、生活に必要な建物が備わっています。

自然素材でできた大きく涼しい休憩所では、大人から子供まで、トランプしたり昼寝したりお喋りしたり、の~んびり過ごしています。このデコボコ具合が気持ちよさそう!


(本文中の数字は村長さんからの情報です)