フラっとビリンギリ島: マーレ断水

12月4日、浄水施設の火事で昼間からマーレ全域が断水しました。私が住むアパートは、トイレだけ雨水利用しているようで流れてくれますが、水道水が出ません。

モルディブは国を挙げての大騒ぎ!生活と仕事に支障をきたすので、他の日本人は夕方から次々とフルマーレのゲストハウスへ移動。現地の人々も同じことを考えるようで、どのゲストハウスもフル稼働です!私は知人が営むビリンギリの「Sea House」に泊まることにしました。

フェリーターミナルへ向かう途中、水の配給を待つ長蛇の列を見ました。皆さぞかし辛いだろう・・・と思いきや、笑顔です。めったにない非常事態を珍しがっている感じもします。

ビリンギリも満室、私はかろうじてエアコンなしの部屋が取れました。水が使えるありがたさを噛みしめながら1泊。ここの朝食はビュッフェスタイルで、ホリデー気分を満喫~♪マーレに2軒あるレストラン「Sea House」と同系列なので食材が豊富なのでしょうか^^

私のアパートでは翌日から1日1~2時間だけ水が出るようになったと聞き、マーレへ戻ることを決意。帰り道、植木にバシャバシャ水をやっているおじさんがいました笑 島が違うとここまで大胆に水が使えるんだね!

後日、マーレ生活が長い日本人と断水の話題になりました。彼女は「海で全ての用を足す現地人を見た」とのこと。エ~ッと驚くと、「昔は皆そうしてたんだから~かえって“海の方が気持ちいい”って言ってたくらい」と一笑。なんとお気楽な人々・・・彼等にとっては、現代化する前の生活が便利だったのかもしれません。

※写真はビリンギリから見たマーレ