それでもベジタブルマーケットに行く理由

最近、乾季の訪れを告げるトンボをよく見かけます。

一年中おなじような気候のモルジブですが、農産物の収穫にもシーズンがあります。時季ハズレやモルジブで採れないモノは輸入。そんな野菜・果物がワンサカ買える場所、それがマーレ観光のコースにもなっている「ベジタブルマーケット」です。以前は青空市場でしたが、2015年に改装されて、どんな天気てもゆっくり買い物ができる場所になりました。

ただしこのエリア、物流の要衝だけあって交通量が多く、私はめったに近寄れないでいました。今でも「フラッと立ち寄る」というより「今日はマーケット!」と意気込んで行きます。いつも車、バイク、人をよけ、クラクションに耳をふさぎ、排気ガスに息を止めながら足早に向かいます。マーケットに着いてホッと一息、そこは私にとって「植物園」「都会(大げさ)のオアシス」です☆

毎回お目当てのモノをあちこち値踏みしつつ、目がキラキラのおじさんorお兄さんの店で買います。私がヘタなディベヒ語を話すと、端数をマケてくれたり、おまけをくれたりと、とてもフレンドリー♪ 顔なじみになって、何も買わないのにバナナをくれるおじさんもいます^^

私がほしいモノが自分の店にないと一緒に探してくれたり、「ちょっと高い・・・」と言うと自分とこより安い店を教えてくれたりと、温かい優しさと笑顔に出会えます。そんな理由からも、ここは私の「オアシス」になっています。