弾丸フリドゥ1泊2日ホリデー: Short but unforgettable

夜9時から伝統舞踊があると聞き、見に行くことにしました。時間になっても呼ばれず寝かけていましたが「10時に始まった」とお知らせが来ました。

ビーチ沿いの広場と小さなステージがその会場。ステージ上ではボドゥベル(伝統楽器の太鼓)を持った年配の男性が4人、太鼓を叩きながら品よく歌っています。それに合わせて若い男の子たち約20人が列をなして踊ります。私が見たことある伝統ダンスは、早い太鼓のリズムと歌に合わせて激しく踊り、ダンサーがトランス状態になるハチャメチャで楽しいイベントですが、これはもっと厳かでフォーマルな感じがします。

昼間カフェにいた若者も踊ってますねー。横で長老が観察し、型が成っていない人に指導しています。頑張るモルジブ人を見るのは微笑ましいです。3曲ほど聴き「昼間やることないなら明るい時間にやってヨ~」と後ろ髪をひかれつつ、その場を去りました。

翌朝は島周辺でスノーケリング!と張り切ったものの、風もあったせいか、ゲストハウスがある北側は波が荒く断念。島の南西側がスノーケリングスポットと聞いて行ってみましたが、干潮で浅いと岩がゴツゴツして歩きにくく、且つ波が荒いのでスポットまでたどり着けませんでした。高潮でもちょっとコワいかも?結局あきらめてラグーンで泳ぎました(写真↑)。浸かっているだけでも、この色に癒されます。マスクをつけて泳ぐと、黄色い魚(アングルフィッシュ?)がたくさん見えました。

泳いだ後に、モルジブの朝食「マスフニ&ディスク」(写真↓)をリクエスト。マスフニは家庭によって少しずつ具や味が異なりますが、ここはオーナーの奥さん手作りで、とても美味しくいただきました☆儲けを度外視した山盛りフルーツも、人の良いアハメド氏らしさを感じます。

チェックアウト時間が近づき、私がアハメド氏に「レジストレーションカード(受付で書く紙)いらないの?」と聞いたら、慌ててカードを持ってきて自分で書き始めました。本当はチェックインの時にゲストが書くものなのですが、なぜかアハメド氏が書いてくれてます^^; その後、彼の姿が見えなくなったので私達はフェリーへ。出港を待っていると、アハメド氏が見送りに来てくれました!束の間でしたが、マーレから近いのに、こんな伝統的な雰囲気が残る平和で静かなモルジブを体験でき、ジンワリしながら島を後にしました。友人も「Civiliseされてない島に行きたい」という願いが叶い、満足そう。彼女のおかげで素敵な島に出会えました。また来るよ!(おわり)