弾丸フリドゥ1泊2日ホリデー:ユルさが決め手

桟橋にゲストハウス「La Perla」のスタッフが迎えに来てくれてました。荷物を台車に載せて島の反対側へ移動・・・歩いて10分ほどで到着。オーナーのアハメド氏は、スローモーションでソフトな口調の優しいおじさん。ウェルカムドリンクは、水溶きジュース(コスパが良く長持ち、多くのゲストハウスや一部リゾートが採用)ではなく、普通のカートンジュースを大きなグラスにナミナミと入れてくれています。アハメド氏、私達が蚊に刺されまくっているにも関わらず話が止まりません。お話しを制して部屋へ入れてもらいました笑

部屋は素朴で質素(蚊はいません♪)、蛇口から出る水はやや塩味、シャワーも少し臭いますが、お湯は勢いよく出ます☆冷蔵庫もケトルもシャンプーもありませんが、昔オセアニアに住んだことがある私達には懐かしい雰囲気。モルジブのゲストハウスはリゾート並みにお洒落なとこが多いので、スッカリそれに慣れてしまっていました。「そもそもゲストハウスってコレだよねー」と懐かしがった後、ランチを求めて外出。アハメド氏が島で唯一のカフェに案内してくれました。

島には大きなバンブケヨ(パンの実)の木がたくさん生えています(写真↑)。島も人も静か。木々が道に覆いかぶさるように生い茂っていて、これもオセアニアのブッシュ・ウォークを思い出させます。島民と目が合うと向こうからニコッと微笑みかけてくれます。友人はウッカリ短パンとノースリーブで来てしまいましたが、意外にもジロジロ見られず、居心地が良い!

ゲストハウスは現時点で4軒のみ、白人ツーリストを数人見かけました。アハメド氏に「ツーリストはこの島を好きになってくれるかな」と聞かれ、「そう思います」と答えましたが、この島が気に入った私は、正直「増えすぎてほしくない~」と思ってしまいました。

カフェで、友人はフライドライス($6)を、私はコトゥロシ(ロシと野菜を炒めたスリランカ料理)($5)を注文。(写真↓)集会所のような素っ気ない店内で、若者達がのんびり過ごしています。そうだよね、やることないよね・・・気付けば、アハメド氏は別のグループに加わって話し込んでいます笑 30分後に料理が来ました、しかも山盛り!ありがちな味ですが、流通が不便な島に運ばれてきた食材だと思うと一段と身に沁みます。

食後はまた島を散策、風に当たりながらサンセットを見て宿に戻りました。

夕食はゲストハウスにお願いしました(一人$12)。ゲストハウスがビーチに近く、波の音を聴きながら、オーナーの奥さんの美味しい手作り料理をいただきました。サラダ、フライドライス、グリルフィッシュ、最後に山盛りフルーツ!栄養満点!!(続く)