夏休み到来!ローカル島の水遊びに潜む危険と対策
おひさまツアーは初めての夏を迎え、多方面からツアーのお申し込みをいただいて忙しくなってきました♪^^
ローカル島(リゾート以外のモルディブ人が住む島)は、宿が安いだけでなく、ダイビングやウォータースポーツもリゾートの半額以下、加えて地元の人と触れ合ったり、彼等の生活文化を知ることができる素晴らしい場所です。
しかし一方で、ローカル島は事故が起こりやすい環境でもあります。リゾートと異なり、ボート乗り入れ区域、モーター付きウォータースポーツを行う区域、遊泳区域、遊泳禁止区域といった、厳しい制限がありません。以前、某ローカル島のラグーンで人が泳いでいる近くをジェットスキー数台がビュンビュン走り回っていました。見るに見かねて、そのジェットスキーを走らせているスタッフに物申しましたよ。
他にも、高速で並列走行していたジェットスキー2台が激突したり、照明をつけずにサンセット・フィッシングしていた船に気付かないでスピードボートが追突したり、ということも実際にありました。両件とも、乗っていたゲストは帰らぬ人となりました。
また、いい加減なゲストハウスが実施しているサンドバンク・ピクニックやマンタツアーに参加された方が、実は異なるモノを見ていた、ということもあります。サンドバンク(干潮時のみ現れる砂浜)と言いながら「無人島」(常に存在する島)に連れて行ったり、エイを見て「マンタ」と教えたり・・・
しかし、こんな店やゲストハウスのみ存在する訳ではありません。観光省は、全国の宿泊施設に「宿泊客の安全に留意すること」を通達しており、有事の際は罰金も課せられます。
無事故を第一に考えるゲストハウスは、島周辺の流れが速い場所(時により潮が渦状に海底に向かって流れることも!)をゲストに伝えるか、スタッフの監督下でウォータースポーツを行ってもらうと言います。ウォータースポーツ店も、リゾート同様の規制を独自に導入したり、ツアー直前にサンドバンクの有無を確認しに行ったりと、誇りを持って運営している店もあります。このような「信頼できる店」と提携して送客しているゲストハウスもあります。
どのゲストハウス/ウォータースポーツ店を利用したらよいか、というのはインターネットの情報だけでは分かりにくいですが、安全性をゲストハウスや店に確認したり、ちょっとでも「コワい」と感じたら引き返したりスタッフに声をかけるなど、自分でできる安全確保も同時に行っていきましょう!!
慣れたスポーツも一人は厳禁!
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