モルジブ釣り入門 - Night fishing
日本人の友人がモルディブ人と釣りに行くと言うので、私もついて行きました。
午後6時、モルディブはまだ“ティータイム”。ヘディカとお茶で腹ごしらえし、星が見え始めた頃に漁師さんの船で出港!5分ほど走ったところで船が止まります。
釣り糸を巻き付けたペットボトルを渡され、糸の先についた針に魚の切り身を引っかけて、遠くに「ぽぉ~ん」と投げます。あとは糸が反応するのを待つのみ。静か~な海、涼しさが気持よくて、自分が自然の中に溶け込んでいくような気分に浸っていると…「あ!糸が引っ張られてる!」
現地メンバーが「急いで~」と言い、アタフタ糸を引っ張ると、糸がサンゴに引っかかっていたり、ゴミが釣れたり、魚に餌を撮られて逃げられたりと、なかなか釣れません。
あまりにも釣れないと、次のポイントへ移動します。
それを繰り返すうちに、一人、また一人と、魚を釣っていきます。私もタイを釣りました!
反応があってから引き上げるまでのスピードと、相手が大きそうだと少し糸を緩めて餌にしっかり食いつかせてから引っ張るのがコツだそうです。
さすがに船長さんや現地メンバーは慣れており、今晩の夕食を次々釣り上げます。時間が経つにつれ、大きな魚も釣れてきます。暗くなってから出発したのは「月が出る時間帯が釣れやすいから」でした。獲物が大きそうだと現地メンバーが糸を引っ張るのを手伝ってくれます。とてもエキサイティング!
1~2時間は船の上にいたでしょうか…十分な量が釣れたので島に戻りました。帰り道、波が青く光っています。「これはもしや?」と思うと、やはり夜光虫でした!船が浅かったので両足を海に漬けると、青い小さな光が足の周りにまとわりついては離れていきます。生き物って不思議~地球って不思議~
この日の夕食は午後10時でした。現地メンバーがビーチに落ちているココナツの皮を拾って火種にし、魚に香辛料をふりかけて焼いてくれます。これが絶妙な味付けで上手!自然の恵みがいっぱい詰まった100%天然素材の味です。お魚さん、現地メンバーと友人への感謝の思いで満たされたディナーでした。
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