番外編:インドネシアの島へ行く

とある環境系の国際シンポジウムに参加するため、約1週間インドネシアのロンボク島(バリ島の隣)へ出張してきました。インドネシアは初めて。ワクワク。

緊張して臨んだポスター発表の拍子抜けの結末、全員参加のエクスカーションで車酔いしたこと、そのバスが渋滞に巻き込まれ警察の先導で進んだこと等々、ハプニングも多々ありました。

が、実は私達の発表チームの “裏の目的” は「海で泳ぐ」ことでした笑(ただの遊びではなく、これも視察の一環)

時間を見つけて計画を立て、朝ホテルのロビー集合。タクシーで一番近くのセンギギ・ビーチへ向かいました。

私はここも泳いでみたかったですが、他のメンバーが「ここはイヤだ」と言うので、停泊していた人相の良い漁師さんに交渉して、近くのスノーケリングスポットまで連れて行ってもらうことになりました。

20分ほど走って船が止まりました。どうやら「ここで潜りなさい」と言っている様子。

他メンバーはどんどん遠くへ泳いでいきますが、私はコワイので船の近くをパシャパシャ・・・わ~お魚さん久しぶり~!アレ?あんまりいないな・・・う、寒い・・・

船からビーチが見えるくらい近いのに、水温が低い!

体が冷えやすい私は、さっさと船に上がりました。

皆が戻ってくると、漁師さんが次のスポットへ連れて行ってくれました。

ここでも船の近くをパシャパシャ・・・やっぱり魚あんまり・・・気が付くと、目の前にクラゲの赤ちゃんがたーっくさんいたので、慌てて船に上がりました笑

各々が「子ガメがおった!」「ニモがいたよ~」と収穫があった様子。

皆この冷たい海に長い間いられるんだね @@

3ヶ所目のスポットへ移動。体が冷えきっている私は、また船の周りを泳いですぐ上がりました。

モルディブでスノーケリング・デビューした私は、インドネシアも「海が近いリゾート」という理由で、モルディブと同じ海を期待していたのが間違いでした。

それでも、優しい漁師さんのおかげで3ヶ所も周れたし、センギギに戻る途中に亀が水面に顔を出してくれたし、これも経験してみないと分からないこと。

センギギ・ビーチでは、物売りの方々がしつこくてビックリ^^; 

モルディブにはない光景だなぁ・・・海については以上。

ロンボク島の人はソフトで、モルディブ人に似た安心感があります。

海やビーチにゴミが落ちていなかったのも印象的でした。

そして何よりも私の心を打ったのは、ここの豊かな文化、土着信仰、自然崇拝。

ロンボク島の多数を住めるササク族。国家・島を挙げてのシンポジウムだけに、会期中に訪問する先々で、民謡や民族舞踊、ササク族の伝説を題材にした演劇を見る機会に恵まれました。( ↓ ここに載せたのは一部)

パフォーマンスによって、胸がジワリと温かくなるもの、背筋がゾクゾクするようなものがあり、彼らと神様との近さ、神様の存在の大きさを感じて引き込まれました。

こんな力強い民族が300以上も存在するインドネシア、大好きになりました!

もっと知りたいし、深く繋がれたらいいなぁ ^^

今回の出張、こんなに素晴らしい機会をくださった関係者の方々に感謝いたします!!