晴れ女4人グラドゥ島4泊5日:涙で霞むサンドバンク

快晴の4日目はサンドバンクへ。実はあまり興味がなく、今回が初めての私。スノーケリングセット、日焼け止め、準備万端!ボートの2階デッキは最高の解放感~♪行く途中の海も、飛び込みたいくらい綺麗でした。ウトウトしていると皆の歓声が聞こえてきました。

おぉーこれが噂のサンドバンク、思ったより大きいです。有名なスポットらしく、他のホテルから来たツーリストも、泳いだりランチを食べたり、思い思いの時間を過ごしています。人が手を加えていない白いビーチ、宝石が溶けたようなキラキラの海、七色に光りながら泳ぐ魚・・・ドロップオフにはタコがいました^^ スノーケリングに満足して浜に帰る途中、浅瀬で珊瑚をつつく超特大トリガーフィッシュを発見!急いで方向転換、本気クロールで浜に戻りました。

そしてランチタイム。ホテルが用意してくれたツナサンドを食べ、辺りを見回すと・・・さっき団体が座っていた辺りにペットボトルが散乱しています。拾いに行こうとすると、そこ以外もゴミだらけ!晴れ女3人に声をかけてゴミ拾いを始めました。風で飛ばないよう、捨てられていた布でカバー。

地球からこんな美しい場所を与えてもらいながら、恩を仇で返す人間の行動!自然を愛する日本の晴れ女たちも「日本の山も海もゴミがいっぱい」と憤りながら話します。まだまだゴミは残っていましたが、出発時間となりボートに乗りました。私は涙が止まらず、心の中で謝りながらサンドバンクを去りました。

光を放つ名もない島、珊瑚の隙間で揺れていた小さな魚、追っかけっこしながら共生する熱帯魚たちを見た後に「で、人間は?」と突き付けらた気分。政府関係者に伝えると「公共エリアにゴミを捨てるのは禁止されているのに」と憤っていました。指導強化を望みます!(おわり)