香港航空でモルディブへ!過去最高に慌てた話
日本からモルディブへは、たくさんの路線が飛んでいます。シンガポール航空、キャセイパシフィック航空(香港経由)、エアアジア(マレーシア経由)、関東からはスリランカ航空も利用される方が多いです。
じゃ、それ以外はどうなのか?!
それを自身で体験して、お客様に情報提供できればという思いで、日本からはあまり乗られていない航空会社を利用してきました。それ以上に、自分が気になる・・・というのも大きな理由。
そして今回は「香港航空」。
インターネットで航空券を買う方は、その安さにお気づきだと思います。
LCC並みの安さで、預け荷物サービス、機内食、機内エンターテイメントあり。
選ばない手はないでしょう!
さっそく予約しようと試みるも・・・途中、パソコンの画面がフリーズ!
5・6回トライしたでしょうか・・・やっと決済画面までたどり着き、カード番号を入力したのにフリーズ!イライラ。
万が一ダブルブッキングになってはいけないので、日本の窓口に電話しました。(メール対応なし)
親切なオペレータが「何回も同じパソコン動作を繰り返すとフリーズが起こりやすいので、時間をおいてお試しください」と。よくあることなのか・・・と安心。
カード情報を入れたけど予約されてないということで、日を改めて購入しました。
この時点で、ここは二度と利用すまいと決意。
・・・これが日本出発3ヵ月前のこと・・・
さて、出発の前日。
スマホのメールに、航空会社からオンライン・チェックインのお知らせが来ました。
なんとそこには信じられない内容が!!(下線は筆者による)
Auto online check-in service.
Dear passenger, The Auto online check-in service for flight 619 to HX is unable to be completed. Please check in your flight on Hong Kong Airlines official website or mobile app, or at the airport check-in counters. We apologize for any inconvenience caused.
普通のチェックイン連絡と何か違うけど、どういうこと?
(最後の一文がイヤだわ~)
急いで香港航空のサイトを見ると、
なんと私が乗るはずだった便がなくなってます!
それまで何の報告もなく、搭乗の前日にこれを知った私・・・凍り付く・・・
その時点で日本の窓口はクローズしており、今から変更なんて間に合いません。
ちなみに、香港発モルディブ行きは通常通り運行している様子。
そもそも香港 - モルディブ間は週3便しか飛んでないし、今回は行ってすぐ仕事が入っていたので、「次の便に合わせて予約しなおせばいい」という状況ではありません。
ということは、私はどうやって香港に行ったらいいのかしら?
搭乗の前日に~!しかも数時間後には夜行バスに乗って空港に向かう予定なのに~!
完全パニック!!!
これが、あらかじめ連絡が来てたら、モルディブ行きを前倒しできてたんだよ?!
幸いにも、この消えた便と同じ時間帯に「ピーチ」が飛んでいるのを知り、さっそく予約!
おかげで予定通り香港空港に着きました。
ピーチよ、ありがとう・・・
香港航空のカウンターで、モルディブ行きへ乗り継ぎの手続き。
私のE-ticketやパソコン画面を見て、スタッフが「なんであなたはここに来れたの?」と一言。
私は全てを説明しましたが、「そういう場合でも返金はできないんです」とハンサムでスタイル抜群な香港人スタッフに言われ、補償を求めない書類にサインさせられました。
ま、返金なんて期待してなかったよ。
二度とあなた方にお世話になることはありませんから。
私はピーチ様のおかげでモルディブに行ける、それで十分!
モルディブ行きは予定通り出発し、前日からの冷や汗がやっと引いた感じ。
ちなみに機内エンターテイメントは、画面の電源が入らず何も見えませんでした。
飛行機が地球の上を飛ぶ、目的地までの時間や距離が出るあの画面すらも。(アレ好きなのに!^^;)
通りすがりのクルーに聞くと「It's not available today」と。え、今日だけ?笑
そしてお楽しみの機内食。何一つ美味しくありませんでしたが、そもそも安いので良いですよ。(私はピーチに乗った分を余分に払ってますがっ。それを考えると同じ額でキャセイに乗れたわ!)
後日、「知り合いが香港でビジネスをしている」という友人(日本人)にこの話をしたところ、香港はデモの影響でとても混乱してるらしいから、そのせいじゃない?とのこと。
日本では一時期に比べてその報道を見なくなっていましたが、現地は店や会社が開かなかったり、スタッフが出勤しなかったり、ずっと非常事態なんだとか。
香港航空ではとんだ目にあいましたが、昔おなじ大学に通っていた香港人や、日本のガイド業で出会った底抜けに明るいゲストたちの姿を思い出すと、彼らの安穏を祈らずにはいられません。
いつか、ウイルスも香港の情勢も落ち着いて、またあの快活な香港人たちにたっくさん会えますように。
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